備忘録。

痛いポエムの墓場。ここにいない誰かのどこかに刺さってくれることを願ってます。

自分について。

昨年、「僕は何も持っていないのだ」と思っていました。優しさも温もりも全て与えられる側の人間で、友人以外の何も持っていないと。

今年も僕は何も持っていないままでした。1年間じゃ何も成長できず、ただただ昨年の僕がいました。
ですが、色んな経験をしました。挫折を味わいました。友人の失恋を知りました。完璧だと思っていた人の少しお茶目な所を知りました。
成長はできなかったけど、それなりに生きてこられました。だから今年はそれで十分です。来年も生きます。それで十分だと思います。

でも、成長のために僕は一歩踏み込みます。
だから、この誕生日の日に夢を一つ置いていきます。捨てるのでなく、あくまで置いていきます。

いつか思い出した時に馬鹿げてると笑えるような夢です。自意識過剰な夢です。

僕は太陽に近付きたかった。だから太陽に向かって走っています。でも近付きはしても届くことは絶対にないのでしょう。だから、僕はこの夢をこの日に置いて走りたいと思います。夢は置いていきます。でも走ります。いつかその夢をもう一度追う日に、その太陽が近くに見えるように。もう追いつかないほど離されないように。

報われない話より、報われる可能性はあってもやっぱり報われない話の方が面白いと思いませんか?今日の話はたぶんそんな話です。